タイ南部に位置する「ホアヒン」。
日本人にはあまり馴染みのない場所かもしれませんが、タイ国内ではビーチリゾートとして有名で、タイ王室の別荘地でもあります。
そんなホアヒンで是非とも訪れてほしい観光スポット「プラヤーナコーン洞窟・クーハーカルハット宮殿」を紹介します!
洞窟の中に宮殿があり、条件が揃うと太陽の光が宮殿に差し込むという神秘的な絶景が見られますよ。
目次
プラヤーナコーン洞窟とは
プラヤーナコーン洞窟は、タイで最初に海洋国立公園として認定されたカオ・サームローイヨート海洋国立公園内にあります。
その洞窟内にクーハーカルハット宮殿があり、こちらの宮殿はラーマ五世の来訪記念に建てられたものです。
洞窟の中にある宮殿というだけでも十分神秘的なんですが、その宮殿に太陽の光が差し込むと、さらに神秘的な光景が広がります。
オススメの時間帯は「午前中」
太陽の光が差し込む光景が神秘的なプラヤーナコーン洞窟ですが、その光景が見られるのは、午前10時~12時の間の数十分間だけなんです。
ホアヒンからプラヤーナコーン洞窟までは2時間ほどかかります。
なので、ホアヒンを朝に出発して向かうのがベストです。
バンコクから日帰りで観光することも可能ですが、その場合、午前中に着くのは難しいので、ホアヒンで1泊していくのをオススメします。
世界最大の宿泊予約サイト、Booking.comホアヒンからの行き方
プラヤーナコーン洞窟に一番近い町はホアヒンなんですが、ホアヒンから約50km離れた場所にあります。
ホアヒンからプラヤーナコーン洞窟へのアクセスは三通り。
- ホアヒンでツアーを予約する
- タクシーをチャーターする
- レンタカーorレンタルバイク
ちなみに、どの行き方でも、車やバイクが行けるのは公園の駐車場までで、そこから洞窟までは自力で行かないといけません。(詳しくは後ほど)
僕のオススメは「タクシーのチャーター」。
ツアーだと、時間に制限がありますし、レンタカーやレンタルバイクだと、タイの運転に慣れていないと少し大変です。
タクシーであれば、時間を自由に設定できますし、複数人であれば料金もお得になります。
観光している間、タクシーは駐車場で待機していてくれます。
タクシーをチャーターしてプラヤーナコーン洞窟へ行く方法
僕は、ホアヒンでタクシーをチャーターして、プラヤーナコーン洞窟まで行きました。
どうやってチャーターするの?
ホアヒンの街中には、周辺観光地へ案内してくれるタクシー運転手がいたるところにいるので、その人たちに声をかけるor運転手のほうから声をかけてくることもあります。
プラヤーナコーン洞窟に行きたいこと、~日の~時に行きたいことを英語で伝えましょう。
前日までにタクシーをチャーターしておけば、指定した時間に宿泊先まで迎えにきてくれるので、できれば前日までに予約しておきましょう。
料金は?
ホアヒン・プラヤーナコーン洞窟の往復でタクシーをチャーターした場合の相場は、1200バーツ~1500バーツ。
人数によって変わってきたり、駐車場代を含むかどうかも運転手によって違ってきます。
駐車場からプラヤーナコーン洞窟まで
タクシーやツアーなど、どの手段で行っても、乗り物で行けるのは公園の駐車場までです。
この駐車場で入場料を支払います。
- 大人200バーツ
- 小人100バーツ
駐車場から洞窟までの行き方は二つ。
- 途中まで船で行き、そこから500mの山登り
- 山を二つ超える2kmの道のり
どちらの行き方でも、約1時間ほどで洞窟に到着します。
山登りといっても、ひたすら岩場が続くだけですので、そこまで心配しなくても大丈夫です。
船の料金は?
駐車場から途中まで船で行くこともでき、料金は往復400バーツほどです。
ただ、個人的には船を使う必要はないと思います。
船で行けるのは途中までなので、結局山登りはしますし、一つ目の山登りはそんなにきつくないです。
一つ目の山は準備運動のつもりで登ってみるのもいいかもしれませんよ。
野生のヤセザルに出会えるかも
道中、眺めのいいスポットだったり、自然に囲まれながらの山登りとなりますが、ぜひ探してほしいのが野生のヤセザル。
可愛らしい顔と長い尻尾が特徴です。
日本に野生のヤセザルはいないので、見つけることができたら貴重ですよ。
歩きやすい靴で、水も忘れずに
ガチガチの登山靴で行く必要はないですが、スニーカーなどの歩きやすい靴で行きましょう。
また、時期によっては30度越えの中歩かないといけないので、水分補給は忘れずに。
駐車場や道中にも売店はありますが、少し割高になっているので、できればホアヒンで買っておくことをオススメします。
苦労の先に絶景が待ってます!
アクセスの悪さから、あまり知名度は高くないプラヤーナコーン洞窟ですが、それを乗り越えると素晴らしい絶景に出会うことができます。
ホアヒンのビーチリゾートでのんびりしつつ、プラヤーナコーン洞窟にも足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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