こんにちは!夫婦で旅をしている「いいま夫婦」のゆうやです。
野生のジュゴンと一緒に泳ぐために、フィリピン・ブスアンガ島を訪れた私たち。
そんな旅の様子はこちらに残してありますが、今回はブスアンガ島への行き方から、ジュゴンツアーの探し方、ツアーの持ち物などを詳しく説明していきます。
目次
フィリピンのブスアンガ島への行き方は大きく分けて2つ
フィリピンの首都マニラから、距離にして約300km離れた場所に位置する「ブスアンガ島(コロン島と呼ぶこともある)」。
ブスアンガ島へは、飛行機で行く方法とフェリーで行く方法の2つがあります。
私たちは、行き飛行機の帰りフェリーで考えていましたが、帰りのフェリーが台風の影響で大幅遅延となり、次のフライトも考慮して帰りも飛行機となりました。
ブスアンガ島へ飛行機で行く【こっちがオススメ!】
ブスアンガ島へは、日本からの直行便はないので、フィリピンのどこかを経由して行くことになります。
ですが、日本・フィリピン間で直行便が就航している「マニラ」「セブ」「クラーク」から、ブスアンガ島への便があるので、日本から行く場合も、乗り換え一回で行くことができます。
どの便も、ブスアンガ島へは1〜2時間ほどの所要時間です。
後述しますが、フェリーはかなり時間のかかる選択肢ですし、値段も場合によってはそんな変わらないor飛行機の方が安いこともあるので、基本的には飛行機移動をオススメします。
▼▼▼飛行機予約はTrip.comで
ちなみに、ブスアンガ島の空港は、ホテルがあるコロンタウンからは結構離れており、バスなどはありません。
ホテルに送迎サービスがあるならお願いしておくか、少し割高ですが、GetYourGuideで空港送迎が予約できるので、そちらを利用するのもいいでしょう。
ブスアンガ島へフェリーで行く
マニラからブスアンガ島へは、フェリーも就航しています。
- マニラ発ー金曜日|17:30〜〜ブスアンガ島着ー土曜日|05:30
- ブスアンガ島発ー日曜日|15:30〜〜マニラ着ー月曜日|03:30
週一便の1往復のみで、便数が少ないのはかなりのデメリットです。
しかし、料金がお安めなのはおすすめポイントで、早めに予約すれば、最安クラスで1,350ペソ(約3600円)、2人部屋の個室で4,000ペソ/1人(約10,000円)で移動できます。
部屋の種類はいくつかあり、大きなスペースにたくさんの二段ベッドがあるタイプや、ドミトリーのような部屋に個室も。
実際に乗ったうえでブログが書けたらよかったのですが、予約していたフェリーが、台風の影響で15時間以上の大幅遅延で、飛行機に切り替えてしまいました。
*硬いイスで夜を明かす、かなりハードな体験でした…
台風がブスアンガ島に上陸していたわけではなかったですし、飛行機はその日も問題なく運航していたので、その辺の影響を受けやすい移動手段になるのかも。
海外の夜行フェリーに乗ってみたい!安くブスアンガ島に行きたい!という方は、タイミングが合えばフェリーでブスアンガ島を訪れてみてはいかがでしょうか。
予約は、2GO Travelというサイトからできます。
ブスアンガ島に入るときに環境税のお支払い
ブスアンガ島を訪れる際、200ペソ(約540円)の環境税を支払う必要があります。
これは、飛行機で訪れようがフェリーで訪れようが同じです。
ブスアンガ島でジュゴンツアーに参加する方法は3つ
さて、ここからが本題です。
フィリピン・ブスアンガ島で野生のジュゴンと一緒に泳ぐツアーに参加する方法は3つあります。
- ブスアンガ島・コロンタウンにあるツアー会社で直接予約◀︎私たちはこれ!
- ブスアンガ島北東部にある「Dugong Dive Center」で予約(オンライン可)
- GetYourGuideで予約
それぞれの予約方法で値段も少し変わってくるので、その辺も踏まえて詳しく説明していきます。
ブスアンガ島・コロンタウンでジュゴンツアーを直接予約する▶︎4,500〜6,000ペソ
私たちは、ブスアンガ島のメインとなる町「コロンタウン」にあるツアー会社に直接突撃して、ジュゴンツアーを予約しました。
結果的には、この方法が1番安くジュゴンツアーに参加できる方法になると思います。
コロンタウンには、ジュゴンツアーを取り扱う会社がたくさんあり、4,500ペソ〜6,000ペソと、ツアー会社によって微妙に値段が変わってきます。
ただし、直接ツアー会社に行くことで、値段交渉も可能です。
私たちが予約したのは、「Cruisers Travel And Tours」というツアー会社なのですが、最初に提示されたツアー代は5,200ペソ。
その後、ジュゴンツアーに参加したいという2人組が来て、一緒に予約すると5,000ペソだよと言われました。
このような値段が状況によって安くなったりするのは、ツアー会社で直接予約するメリットかなと思います。(逆に高くなる可能性もありますが…)
デメリットとしては、事前に予約していないので、限られた旅程の中でジュゴンツアーに行けない可能性もあるという点です。
私たちが訪れた5月中旬は、どのツアー会社で聞いても、翌日か2日後にはジュゴンツアーに行けると言われましたが、時期によってはそうはいかない場合があるかも。
ツアー会社によっては、ホームページやFacebookをやっているところもあるので、事前に聞いてみるのがいいかもしれません。
Dugong Dive Centerでジュゴンツアーを予約する▶︎3,500ペソ
ブスアンガ島の北東部に「Dugong Dive Center」という施設があり、そこでもジュゴンツアーを取り扱っています。
ジュゴンダイブセンターでジュゴンツアーを予約するメリットは、
- ツアー代は安い!
- 事前に予約できる!
で、無難にいくならこの方法はオススメです。
*2024年5月に問い合わせた情報です
まず、ツアー代は3,500ペソ。公式サイトより予約リクエストをすることができます。
ツアー代が安いのに、なぜジュゴンダイブセンターで予約しなかったのか。
それは、施設周辺にある宿が高く、安いレストランなどもなさそうなので、宿泊費・食費が高くついてしまうからです。
宿に関しては、安くても7,000円代と、コロンタウンで泊まるよりも2倍〜3倍かかります。
コロンタウンに泊まって、ジュゴンツアーの集合場所に向かう選択肢もありますが、ジュゴンダイブセンターでは、移動手段の手配などはやっていないため、自分で手配しなければなりません。
問い合わせしたときの話だと、朝の6:15にはボート乗り場集合と言っていたので、コロンタウンから向かう場合は、かなり朝早く出なければならず、手配した送迎が本当に来てくれるのかという不安も残ります。
なので、コロンタウンに宿泊してジュゴンダイブセンターに向かう選択は、あまりオススメではないです。
ジュゴンダイブセンター周辺の宿泊施設は、リゾートホテルのような感じなので、そういうホテルに泊まりつつ、ジュゴンツアーに参加したいという方には、この予約方法がいいと思います。
Get Your Guideでジュゴンツアーを予約する▶︎約23,000円
ブスアンガ島でジュゴンツアーを探すのは面倒くさい!英語で問い合わせするのも嫌だ!という方は、GetYourGuideという海外の現地ツアーを取り扱うサイトで、ジュゴンツアーを予約することができます。
ツアー代が23,000円と、他の2つの予約方法より倍近く高いですが、旅行前にジュゴンツアーを予約でき、面倒な英語でのやりとりもなくなります。
*当日のガイドは英語です
ツアー内容は、コロンタウンで予約するジュゴンツアーと基本的に同じです。
ツアー代は高いですが、それでも日本の旅行会社が扱っている、ジュゴンに会うパッケージツアーよりは安く済みます。
24時間前まで無料でキャンセルできるのも強みで、急な旅程変更にも対応可能です。
▶︎▶︎▶︎GetYourGuideでジュゴンツアーを探す
ジュゴンツアーの内容について
次に、ブスアンガ島で参加したジュゴンツアーに含まれていたもの、また持っていったほうがいいと思ったものを紹介していきます。
ジュゴンツアーに含まれるもの*コロンタウンで予約した場合
私たちは、コロンタウンでジュゴンツアーを探して予約しましたが、そのツアーに含まれていたものは以下の通りです。
ホテルまでの送迎・朝食・シュノーケル装備・入場料や諸税・飲み水・昼食・ガイド
このジュゴンツアーの話ではないのですが、海外の現地ツアーに参加するとき、よくあるトラブルが「これ含まれてるって聞いてたのに、実際に参加したら含まれてなかった…」なんて話をよく耳にします。
そうならないためにも、予約時にしっかりと含まれるものを確認し、メモなどで書き残してもらうのがオススメです。
ジュゴンツアーに持っていったほうがいいもの
上記の含まれていたもの以外で、必要に感じたものを紹介していきます。
酔い止めに関しては、ボートに乗っているときだけでなく、コロンタウンとボート乗り場の移動のときも、結構酔いそうな山道だったので、持っておくと安心です。
また、ツアー中でトイレがあるのは、ボート乗り場のところのみなのですが、そこのトイレにはペーパーがありませんでした。
これは、結構必需品かもしれませんね。
カメラについてですが、ジュゴンと泳ぐときに自撮り棒を使って撮影するのは禁止です。
私たちが使っている、水中用の短い棒は大丈夫でしたが、よくある自撮り棒は使えないので、棒なしで撮影するか、短い棒を持っていきましょう。
▼▼▼私たちが水中撮影に使ったカメラや防水ケース
ジュゴンツアーの流れ
ブスアンガ島でジュゴンツアーに参加した時の様子は、「【旅行記】野生のジュゴンと一緒に泳ぎにフィリピン・ブスアンガ島へ」で詳しく紹介していますので、もし気になる方がいましたら、そちらをご参照ください。
ここでは、大まかな流れだけ書いておきます。
- 5:00~5:30|ホテルに迎え
- 7:00頃|ボート乗り場到着
- 8:00頃|ジュゴンのいるポイントに到着
- 〜ジュゴン待ち〜
- 〜ジュゴンと泳ぐ〜
- 13:00頃|ボート乗り場に戻って昼食
- 16:00頃|ホテルに送ってもらう
ジュゴンは海底を泳ぐ時間が長いので、スキューバのほうが近くで見られる時間が長い
ジュゴンと一緒に泳ぐときに知っておきたいことは、ジュゴンは海底にいる時間が長いことです。
海底にある水生植物を食べながら進み、息継ぎをするタイミングで海面に浮上します。
シュノーケルでジュゴンと一緒に泳ぐ場合、この息継ぎのタイミングが近くで見るチャンスとなるわけです。長めの潜水ができるという方は話が変わってきますが。
ブスアンガ島のジュゴンツアーの写真を見たりすると、結構浅瀬で泳いでる写真を目にしましたが、いつも浅瀬にいるとは限らず、少し深めの場所を泳いだりもしています。
私たちが参加したときは、そんなに浅いところではなかったので、近くで見れるのは浮上してきたときのみでした。
ブスアンガ島のジュゴンツアーには、スキューバダイビングで参加する方法もあります。
スキューバなら、シュノーケルよりも長い時間近くでジュゴンを見ることができるはずです。
ブスアンガ島のジュゴンに会える確率は?
ブスアンガ島でジュゴンツアーに参加しても、100%ジュゴンに会えるとは限りません。
が、Dugong Dive Centerによると、90%の確率でジュゴンに出会えるそうです。
私たちが参加したときは、ジュゴンに会うのに3時間以上ボートで待機しましたが、その間、ジュゴン警察の人たちが必死に探してくれていたので、結果的に会うことができました。
珍しい動物「ジュゴン」と一緒に泳ぐチャンスは意外と近くにある
絶滅危惧種にも指定されていて、実際にお目にかかるのは難しい「ジュゴン」。
幸い、フィリピンという日本から比較的近い、直行便も飛んでいる国で一緒に泳ぐチャンスがあります。
これからも長くブスアンガ島でジュゴンが暮らせるよう、ツアーに参加するときはルールをしっかりと守りつつ、可愛らしいジュゴンと一緒に泳ぐ時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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